テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン シャンパーニュ伯爵の白 [シャンパン]
「テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン」
長い名前ですね~(笑)
日本語に意訳すると、
「テタンジェ・シャンパーニュ伯爵ブランド・シャルドネ100%」って感じですかね~
テタンジェ社が誇るプレステージ・シャンパーニュ・ブランドです。
「コント・ド・シャンパーニュ」とは冒頭の意訳通りシャンパーニュ伯爵を意味し、十字軍遠征の際に
シャルドネ品種の祖となるぶどうの苗木と最も美しいバラ言われたダマスクローズをキプロスから持ち
帰ったといわれるシャンパーニュ伯爵チボー4世に敬意を表して名づけられました。
シャンパーニュ伯爵邸はシャトー・ラ・マルケットリーと言われており、1734年に建てられ西にピレリーの村を見下せる丘の中腹にあります。
14世紀にサン・ピエール・オー・モン修道会がこの丘にぶどう畑を開き、その区画が寄木細工(マルケットリー)ににていることからこのシャトーの名がつけられました。
第一次世界大戦の時にシャトー・ラ・マルケットリーはフランス軍部に接収され、参謀本部になりました。若き日のその後のテタンジェ創業者ピエール・シャルル・テタンジェ司令官はこの館が気に入り、約20年後に夢を叶え手に入れたのでした。
それ以来、テタンジェは近くの優良な畑を買い広げ、またシャンパン・メゾンの中で3番目に歴史のあるメゾンを買収しシャンパンビジネスを拡大していったのです。
現在テタンジェ社は3代目ピエール・エマニュエル・テタンジェのもと、280haに及ぶ自社畑と、優良な畑を所有する個別のブドウ栽培者からの買いブドウにより、シャルドネを主体とした、洗練されたエレガントなシャンパンを提供してくれるシャンパンメゾンです。
テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブランはシャルドネ種の聖地コート・デ・ブラン地区の4つ村で栽培されたグラン・クリュを主体に創られています。サロンやドン・ルイナールのブラン・ド・ブランに並ぶ伝統のあるブラン・ド・ブランです。
一次発酵はステンレスタンクで行い、その後全体の5%だけオーク樽の新樽で4カ月熟成してブレンドして瓶詰めされます。
5%だけオーク樽の新樽を使うのはテタンジェの伝統で、トースト香やバター香など、ちょっとしたアクセントを加えるためです。
その後、約10年間地下セラーで寝かされてから販売されます。
テタンジェ社の地下セラーは4世紀のローマ帝国の時代からクレイエル(白亜質石灰石を切り出された後にできた地下洞)で、一時はキリスト教徒が迫害を逃れるための隠れ家ともなったり、時が変わりベネディクト派の修道士達のシャンパン貯蔵庫にもなったとのことです。
現在のアーチ構造の地下セラーには、現在、テタンジェ社の何百万本ものシャンパンが熟成の時を待ちながら眠っています。
毎年この地下セラーには75,000人のビジターが訪れ、シャンパーニュ地方のゴシック様式建築の代表的なものとなっています。
シャンパンの表現としては、ややグリーンがかった輝きのある淡い金色が美しく、きめの細かい泡が立ち上る。かすかにトーストした香りが感じられる一方で、非常にフレッシュな香りが広がる。砂糖漬けの柑橘類の果皮や、ヴァニラタルト、ローストしたアーモンドに、ライムの花など様々な香りが楽しめる。口に含むと最初は熟したレモンのような柑橘系のいきいきとした風味が感じられ、次にグレープフルーツの砂糖漬けのような繊細な風味が続く。余韻も長く続きます。
料理との相性としてはシーフードのオードブルなど、魚介類とともに。トリュフののったホワイト・ツナのカルパッチョなどがいいとのことです。
フランス大統領の晩餐会で使われることも多く、ショーン・コネリー主演の頃の007シリーズでは、ジェームス・ボンドお気に入りシャンパンとして、「ロシアより愛をこめて」と「カジノ・ロワイヤル」で使われています。
今はボランジェですが・・・
このシャンパンは記念日に使うのはちょっと難しくて、ある程度この手のことに詳しい年配の人が
ターゲットでしょうね。
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>>ザガットサーベイ東京のレストラン〈2013〉
2013-09-19 11:43
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