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ジェローム・プレヴォー・ラ・クロズリー・レ・ベギーム




シャンパンの革命児「ジャック・セロス」のアンセルム・セロスの愛弟子として、
最も有名なジェローム・プレヴォーの登場です。

他には「ヴェット・エ・ソルベ」のベルトラン・ゴーテロ、「ユリス・コラン」の
オリヴィエ・コランなんかが有名です。

ジェロームの実家は元々ブドウ栽培農家だったんですが、彼の希望で2年ほどアンセルム・セロスの元で
修行しました。

アンセルム自身も「栽培と醸造の両面において、ジェロームは私の弟子と言える」
とお墨付きを与えているんですからスゴイですね。

そんなジェローム・プレヴォーの畑はシャンパーニュ地方最大の都市ランスの郊外のグー村にあります。
記録によると900年代にすでにブドウが栽培されていたらしいとのことです。

彼はこの畑の名を近くにある修道院の宗派(レ・ベギーヌ派)の名からとっています。
それが、ここで紹介しているジェローム・プレヴォー・ラ・クロズリー・レ・ベギーヌ
です。ちなみにラ・クロズリーは小さい農地の意味です。

「ジャック・セロス」で修行したようにビオディナミ農法で除草剤も殺虫剤も使わず、
それまで補助品種として使われる事の多かったピノ・ムニエのみを栽培して2001年に画期的なシャンパン
を生み出しました。

フランスの有名なワイン雑誌「ワイナート21号」の表紙を飾り、「あらゆる不利を超克し、本質を求めた末に
達成した新次元のシャンパン」大絶賛されました。

ジェローム・プレヴォーの様に今注目されている造り手は一般的にに恵まれていない
ブドウの生産地を拠点として、その地の個性を前面に出した「個性溢れる」シャンパンを手掛けていますね。
やっぱり、先祖が残した美田に安閑としていていてはダメということなんでしょうか?

いいシャンパンなんですが小規模なところが多いので、なかなか思うようにボトルが手に入らないのが悲し
いところですね。

最後にジェローム・プレヴォーが日々、自問自答しているという言葉を紹介します。
「アンセルムは固定観念から脱出せよと教えてくれた。
目を開き、他人の意見に耳を傾け、そして行為の意味を考えるのが大切なんだ」

い~い言葉です!!



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