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<G.H.マムとパイパー・エドシック>コラボなシャンパンたち [シャンパン]




シャンパンというとゴージャスなイメージですよね。

光る輝くゴールドな色あいと淡い恋のように消えていく泡たち、そして鼻腔をくすぐる刺激的な香り、まさに
ゴージャスそのものです。

しかも、ゴージャスながら意外にシャンパンの価格はそんなに高くなくて、セレブの代名詞のクリスタルや
クリュッグだって3万円ほどですし、結構4~5千円でいいものが買えます。

高級ワインと比較するとコスパはかなり高いと思いますね。
しかも食前、食中ともにOKですから最強でしょうね~

また、このブログでも今まで書いてきた通り、一流のシャンパンにはそれぞれそれなりのヒストリーや伝説
がありますよね。それぞれが興味をそそり、マーケティング上も有効なわけです。

でも、マーケティング的なコラボレーションで成功しているシャンパンはなんと言ってもG.H.マムとパイパー・
エドシックでしょう。

まず、G.H.マムですが、フランス語読みなのでジェ・アッシュ・マムと読みます。
まぁ個人的には車のBMWのように英語読みでもいいような気がしますが・・・
でもボクが若い頃はベンヴェって言ってましたっけwww

1827年創業の創業者の孫にあたるジョルジュ・エルマン・マムのイニシャルからとったそうです。
彼が唱え今でも変わらないメゾンのミッションは「オンリー・ザ・ベスト」だそうですが、そんなシャンパンが
「コルドン ルージュ」なのです。

“コルドン ルージュ”(赤いリボン)は、フランス最高の勲章、レジオン・ドヌールからとりました。
実は1875年に先ほどのジョルジュ・エルマン・マムがレジオン・ドヌール勲章を受章したんですが、その時
にあるパーティでボトルの1本1本に赤いリボンをまとわせたのがはじまりということです。

左上から右下へ斜めの赤いリボンがデザインし、それを意匠的にシャンパンにラベリングしたわけです。
そういえば、あれか!って思い浮かぶ人も多いと思います・・・?

そう、F1レースの表彰式でのシャンパン・ファイトで開けられる勝利の美酒ですね。

トリビア的な話としては1904年にフランスの海洋学者で極地探検家のシャルコー氏が南極初上陸を達成
したとき、フランスの建国記念日でもある7月14日に祝杯に開けたのがG.H.マムの「コルドン ルージュ」
だったそうです。

また、日本が誇る画家、レオナール・フジタこと藤田嗣治をパトロネージュしたことでも有名です。ランスの本社
近くにチャペル・フジタを創りました。フジタはスゴイとか言いようが無いですね~
興味ある方は調べてみてください。

そういう意味では、まさにオンリー・ザ・ベストを愛するのでしょう。

シャンパーニュ地方ではブドウの収穫はすべて手摘みで行われますが、マムは210haの自社畑があって、
収穫のために約1,000人の手を使っているそうです。

ノン・ヴィンテージの場合、味を平均化する為アッサンブラージュ(ブレンド)しますが、マムの味を高いレベル
で維持する為にはかなりの熟練の技が必要です。
その年、年のブドウの性質や熟し方によって違ってくるわけです。

その年の収穫の性格をよく見極め、300以上のリザーブワインをテイスティングするそうです。
それぞれをテイスティングして見極め、それぞれをどう使ったら最大限にマムを表現してくれるかがアッサンブ
ラージュ(ブレンド)のキモなわけです。

フレッシュさと絶妙なバランスを感じさせる味わいで世界中にファンを持つシャンパン「G.H.マム」がそうやっ
て生まれるわけですね。

1827年創業と言いましたが、早くも20世紀初頭には、海外に20もの海外支社をもち、同時に、英国皇室御
用達の指名を受け、 他のヨーロッパ王室でも重用されていました。

今日では、年間世界売上本数800万本を誇る世界で3番目のシャンパン・メゾンとなっています。

映画「カサブランカ」やヘミングウェイの「日はまた昇る」にも登場していますから本物って感じですね。

味は黄色や白の果肉のとても新鮮なフルーツのアロマを感じます。
洋ナシ、アプリコット、ピーチの黄色の果実の成熟感とグレープフルーツや青リンゴのような柑橘系の果実が生き
生きと酸味はバランスよくマッチングしています。
使用するブドウは、ほとんどがグラン クリュ、プルミエ クリュで収穫され、ピノ・ノワールとシャルドネ、ムニエが
絶妙なバランスでブレンドされています。
フレッシュでイキイキした味わいが特徴のブリュット(辛口)シャンパンと言えるでしょう。



次に、1785年の創業以来、王妃マリー・アントワネットに献上され、マリリン・モンローが“目覚めの一杯”と
して愛飲していたという伝説をもつ、真紅のラベルが印象的なのパイパー・エドシックです。




こちらは、カンヌ国際映画祭の公式シャンパンとしてもよく知られています。

ジャンポール・ゴルチエやヴィクター&ロルフといった稀代のデザイナーとのコラボーレーションを発表する
など、いつの時代もセレブリティやファッション・デザイナーなどのクリエイターを魅了してやまないブランド
です。

1999年の、ジャンポール・ゴルチエによる赤いコルセットを纏わせたボトルや、2009年にリリースされた
クリスチャン・ルブタンによるハイヒール型のグラスをセットにした限定品なんかが有名ですね。


piper1.jpg




2011年と2012年にはゴルチエとのコラボレーション第2弾で、2000年ヴィンテージのボトルを特殊素材の
黒い網タイツで包み、特別なグラスと共にパッケージしたものが披露されました。
いずれも意表を突く内容で、遊び心を大いにくすぐってくれる独特のセンスが感じられます。

そして、近年ではそのワインの品質にも注目が集まっています。
過去8度にわたってスパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した最高醸造責任者のレジス・
カミュの発言を引用します。

「シャンパンのメゾンのレベルはNV(ノンヴィンテージ)の味で評価される。
パイパー・エドシックは、シャンパンという名のワイン。ブレンドの配分の大部分をピノ・ノワールとピノ・ムニエ
が占め、ワインらしい骨格を備えている。
フルーティで口の中に大きく広がる芳醇さも大きな特徴。そして年によって変わらず、同じ味をキープすること、
これこそがパイパー・エドシックのスタイルだ。」

まさにパイパー・エドシックのNV(ノンヴィンテージ)のブリュットを表す言葉でしょう。

その他、パイパーと言っても、さまざまなシャンパンがあります。
「レア・ヴィンテージ」、「ロゼ ソヴァージュ」「エッセンシエル キュヴェ ブリュット」などなど。

そんな中でも、ほんのひと口で気分を引き立てたいなら、ファッションモデルがキャットウォークに出る前に
ストローで飲むということでブームになった「ピパリーノ」。

ほかならぬ「パイパー」の名が起源となった、飲み切りサイズのミニボトルです。

鮮やかな真紅のパッケージはフルボトルと変わらず、価格も手頃です。




熱烈なシャンパーニュファンならずとも、「パイパー・エドシック」の上品で洗練された味わいはいちど口にしたら忘れられない。特別な日の1本として、ギフトとして、日々のシーンを光り輝く黄金色に彩ってくれるでしょう。



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